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生活の中では全体を3つのグループに分けています。就労に向けた取り組みをしているグループ、個別の働きかけを通して自立を促していくグループ、個人のペースに合わせて生活のリズムを整えながら、日課への参加を図っているグループに分かれています。
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朝の起床、食事に続き「朝の会」が開かれています。ここではグループ全員が揃ってお互いが挨拶を交わし、一日の始まりを知らせています。利用者は、先の見通しがもてないと不安感を抱くため、日課について明確かつ丁寧に説明し、一日の流れや動きの目安を伝えて、日課への参加の確認をしています。また同時に身だしなみや健康観察も行っています。
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日課の中には作業活動以外に、毎週水曜日に行っている「自由日課」があります。これは娯楽的な活動を主としています。自分の考えを表現することが難しく、表現の機会が限られている利用者に、自分で考え、選択する経験の場を提供したいという考えから「自由日課」を取り入れました。また、外出による気分転換、社会的ルールの習得という意図もあります。
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利用者全体で行う「自由日課」とは別に「個別活動」があります。これは利用者と担当職員との一対一の活動です。個別的な活動を通した担当職員との関わりの中で、安心感や人に依存することの心地良さを感じ、それを基盤に"他人"の存在を感じ、認めて、"他人"との関係が広がっていくことをねらいとしています。
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